続編

もう1社は完全に独立した会社の「アイピーモバイル」という企業です。
第三世代携帯電話の通信方式である「TD-CDMA」で携帯電話事業へ参入を図りましたが、元々退社に比べて資本力がネックとなりサービスの提供に遅延が発生、さらには公式発表の前段階でメディアによる参入失敗報道も相まって、サービスを開始予定の2007年10月以前に自己破産という形で徹底を行っています。

余談ですが、このアイピーモバイルは「MBG」(Mobile Broadband Gateway)というサービスをコンセプトに打ち出しており、その内容は現在のpocket wifiと同じようなものです。
実際はサービス提供前に撤退が決まっていたので、実現したのは結果的にはpocket wifiとしてイー・モバイルが発売しましたが、当時としては画期的であったと振り返って見ることができますね。

イー・モバイルは2007年3月に定額制のデータ通信サービス「EMモバイルブロードバンド」を開始。
この新たなコンセプトのサービス提供により、モバイル通信事業のパイオニア的存在として市場を牽引していく事となります。

2007年6月にはそれまでの定額制から2段階の料金価格体を設定した2段階定額制をデータプランの中の「ライトプラン」として開始。
現在、各社が料金価格プランに組み込んでいるものの基盤となっています。

さらに2008年2月には音声通話サービスを発表しました。こちらに関してもデータ定額制を導入し、2008年5月段階でデータ通信とあわせ、加入者が50万人を突破しました。

以後についても順調に加入者を伸ばし、2008年11月には加入者100万に到達しました。


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